開梱方法

UNPACKING

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商品が木枠梱包、木箱梱包されて送られてきたときに、どのように開梱すればよいのか迷うことはないでしょうか。
実際、せっかく目的地まで無事に到着した商品でも、開梱の仕方を誤ってしまうと、そこで製品を破損させてしまうことがあります。
梱包の方法も、国によってまた会社によって様々ですので、
一概には言えませんが、大体に共通する「開梱のコツ」をご説明します。

もちろん弊社では輸入品、輸送品を開梱して納入したり、出張開梱サービスも承っておりますので、
重量物、壊れやすいものなど、開梱にも技術がいる場合にはぜひご用命ください。

木箱の基本部位の名称

「開梱のコツ」をご説明するにあたり、木箱の基本部位の名称を確認します。
木箱は6面体で天井、底、側2面、つま2面からなっています。

(=箱の長さと高さで囲まれた面)
(つま=箱の幅と高さで囲まれた面)
(=スキッド、または腰下とも呼ばれる)

左図は密閉木箱ですが、国内輸送用にはよくすかし箱(クレート)が使われます。 開梱手順はほぼ同じです。

PROCEDURE 開梱手順 PROCEDURE

基本的な開梱の順序は以下のとおりです。
1. 天井板をはずす。 
2. 側板をはずす。(天井はり、押さえ材もはずす)
3. つま板をはずす。 
4. 製品を台座(腰下)からおろす。完了
下に模型を使い、順を追ってご説明します。

1. 天井板をはずす

天井板の下面に釘抜き(バール)を差し込み、こじあけるようにして天井板を箱から浮かせる。
その後、上から天井板をハンマーで叩いて釘の頭だけ浮かせる。

浮いた釘の頭にくぎ抜きをかけ、端から順に釘を抜いて天井板を外す。
その後、内部の様子をのぞき、どこに押さえ材(固定材)が使われているかを確認する。

2. 側板をはずす(同時に、天井はり、押さえ材もはずす)

側板を内側から金槌でたたき、側板と、つま板、はり、押さえ材などとの間に隙間を設ける。
隙間にバールを入れてこじ開けるようにしながら、
・梁や押さえ材に打たれている釘
・側板の下側の台座(腰下)に打ち付けてある釘
・側面の両サイドの釘
を抜いて側板、はり、押さえ材をはずす。

もう一方も同様にしてはずす。

3. つま板をはずす

つま板の内側から金槌でたたき、台座(腰下)との間に隙間をつくる。
そこにバールを入れてこじ開けるようにして台座(腰下)に打たれた釘を抜き、つま板をはずす。

4. 台座(腰下)から製品をおろす

ボルトや押さえ材を使って製品が台座(腰下)に固定されている場合は、それらをはずす。

その後、製品を台座(腰下)からおろす。

以上で完了。

その他の注意事項

  • * バールを掛けて力を入れるときには、外れてしまうことがあるので注意する。
  • * バール、金槌を使用するときは、製品に当てないように注意する。
  • * はずした梱包材から釘が出ているので、怪我をしないように注意する。
  • * 開梱時には製品が不安定になるので、転倒させないように注意する。

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